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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2009
マンデートーナメントから15人が参戦
出場権を持たない87人(うちアマ2人)が、大会会場のザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道千歳市)で白熱のバトルを繰り広げた。
狭き門をかいくぐり、トップ通過を果たしたのは和田眞彦と並んで65の好スコアをマークした永野竜太郎(=写真)だ。
水城高3年時にフジサンケイクラシックでベストアマを獲得するなど、ジュニア時代から数々のタイトルを持つ21歳は、昨年12月のプロ転向時から注目されていた。
高校時代からすでに身長は180センチを超えて、大型選手としても期待が集まった。
昨年のファイナルQTはランク13位の資格で、本人も大いに張り切って今季ツアーデビュー。
しかし、結果がついてこない。
開幕から5試合に出場したが、ツアーの獲得賞金はいまだ¥0。
先のミズノオープンよみうりクラシックでは、初日に69をマークして「プロ初のアンダーパー」と喜んだのもつかの間、2日目に80を叩いてやっぱり決勝ラウンドに進めなかった。
そのあと、組み替えられた出場優先順位も45位まで転落してしまった。
「チャレンジトーナメントでなら、思うようなゴルフが出来るんです」と、永野は唇を噛む。
「でもツアーだと、注目されているんだから成績を出さないと・・・と、自分で自分の首を絞めてしまって・・・」。
高い志に、ゴルフがついてこない状況に足踏みが続いている。
そんな苦悩の中でつかんだ、絶好のチャンスだ。
「マンデーで良くても本戦で良くなければ意味がない」と自らを戒め、今週こそプロ初の“休日出勤”といきたい。
なお、マンデートーナメントを突破して、以下の15人が本戦出場を決めました。
1位(−7)永野竜太郎
和田眞彦
3位(−6)李 丞鎬
井上清孝
5位(−5)小池智徳
6位(−4)岡茂洋雄
平井龍泰
8位(−2)木村忠昭
荒谷勝良
武藤祐貴
池田力
加瀬秀樹
川原のぞみ
上田友昭
15位(−1)金 飛烏(ほか3選手が同スコアで並び、カウントバックにより権利を獲得)