Tournament article

静ヒルズトミーカップ 2009

一時は単独首位も…白潟英純

1番ホールのティショット
10,11番の連続バーディで6アンダーとし、一時は単独首位に立った白潟英純だが、ホール難易度18位と最もバーディが期待できる14番(533ヤード パー5)で躓いてしまった。

「ここでバーディならそのまま逃げ切れる」と目論んでいたのだが…。5番ウッドで打った第2打が「ちょっと当たりが薄く」、ボールは池に入ってしまった。このホールをボギー。しかし、バーディを期待していただけに、ダブルボギーにも感じるボギーとなってしまった。続く15番でもボギーを叩いてしまい、4アンダーまで後退する。この時点で首位は5アンダー。追われる立場から一気に追う立場になってしまった。

それでも追いつくチャンスが最後にやってきた。18番の第2打をピン奥2メートルにつけた。入れれば、5アンダーとし、プレーオフに加われる。だが、上から速いグリーンだけに打ち切れず、パー。万事休した。

結局、通算4アンダー 4位タイに終わった白潟は、チャンスだっただけに悔しそうだったが、最後に「最善を尽くした結果だから仕方ない」とコースを後にした。
  • 9番グリーンでバーディパットを外す白潟

    関連記事