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麻倉JGTOチャレンジⅢ 2009

ドライビングディスタンス賞は井手口正一が獲得

見事に狙ったドライビングディスタンス賞を獲得した井手口正一
最終日10番ホール(445ヤード パー4)にかけられたドライビングディスタンス賞は、310ヤードを記録した井手口正一(いでぐち・しょういち)が獲得した。

井手口がこのホールのティグラウンドに立ったときの記録は309ヤード(近藤龍一)だった。しかし、アゲンストの風が強く吹いており、この記録を「抜くには左のカート道を利用しないと無理かな」と思ったほどの状況だった。

強振した井手口のティショットは、会心の当たりで「真っ直ぐ飛んでいき」、カート道など利用しなくてもフェアウェイの真ん中を転がり、見事に近藤の記録を抜いた。
井手口は賞金5万円(提供:Sky Caddie)を獲得した。

この日は首位と3打差からのスタートで、ひそかに逆転優勝を狙ったが、4オーバー76とチャレンジでの優勝経験もある彼としては珍しく崩れ、通算1オーバー 50位タイに終わった。
「底力がまだまだです」と、次戦での巻き返しを誓った。

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