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矢野東 『メジャーのセッティングは自分に合っているはず!』

本戦を明日に控えたこの日、朝から“全英らしくない”青空が広がり、昼過ぎまでは風も微風程度。練習ラウンドにもかかわらず多くのギャラリーが会場に詰めかけた。

矢野は久保谷、小田と3人でラウンド。“調整ラウンド”の意味合いもあり、矢野と久保谷は10ホールを消化したところでラウンドを切り上げた。

明日からの本戦に向けての意気込みを聞かれた矢野は、「この全英オープンは天候、風で全く状況が変わってくる。厳しいセッティングになればなるほど冒険をしてはいけない。そういった意味では、このメジャー大会のセッティングは自分に合っていると思う。」
昨年、ロイヤルバーグデールでの大会に出場した矢野は、グレッグ・ノーマンのプレースタイルに感心したという。「厳しい条件になればなるほど無理なことは決してしていなかった。アゲンストの風の時にはクラブを1.5番手程度上げて、短く持ってボールを確実に捉えていた。それを今年は参考にしたい。」
また、「アプローチ、バンカー、パターには自信がある。グリーンまわりにボールを運ぶことが出来れば、パーは取れると思っている。」

冒険(無理)することなく、堅実なゴルフでパーセーブをしていく中で、チャンスをいかにものにすることができるか。
矢野は明日、現地時間AM8:42(日本時間16日16:42)に、ダレン・クラーク、ルーク・ドナルドと同組でスタートする。

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