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ダンロップフェニックストーナメント 2009

地元出身の甲斐慎太郎が、大会記録タイとなる…

大会の地元は宮崎県の延岡市出身。「ここで育った人間なら、誰もが憧れるトーナメント」で出場2年目の今年は、昨年にも増して大きな声援を一身に受けて、2位タイからスタートしたこの日の10番では「少し足が震えていた」。

緊張から12番で3オン4パットのトリプルボギーを打った。やにわに頭の片隅によぎった予選落ちの危機。
「この位置で出ておきながら、絶対にそれは出来ない」。
逆に、気合いが入った。

14番では10メートルを拾い、15番では2メートルをパーセーブ。
「それで少し落ち着いた」と16番で3メートルのバーディパットを決めて、息を吹き返した。そこから奪った5連続バーディは、大会最多記録タイ。

出だしの躓きも取り返し、10位タイに踏みとどまった大会主催のSRI契約プロは「頑張れる位置まで戻って来られたから。週末は、1打でも縮めて大会を盛り上げる」と誓った。

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