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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2008
W・リャン「ここで勝てたらすべてが上手く回るはず」
「特にパットが良かった」と、8つのバーディを積み上げて6アンダー。
アジア、欧州、そして日本を股にかけて戦う中国の英雄が、2位タイの好スタートを切った。
昨年のアジアと欧州共催のシンがポールマスターズで優勝し、欧州ツアーの出場権を獲得した。
世界各国を飛び回り、アジアンツアーでは賞金王までのぼりつめたものの、今季はどこのツアーでも未勝利だ。
まして、これほどの実力者が日本ツアーではまだひとつも勝ち星がなく、今週にかける思いは強い。
アジアと、日本両ツアーの賞金ランクに加算されるこの「アジアパシフィックパナソニックオープン」の優勝賞金は4000万円。
「ここで勝てたら、すべてがうまく回り出すはず」。
両ツアーで一気に名をあげるチャンスに鼻息荒い。
ちなみにこの日、リャンとは1打差の4位タイにつけた張連偉も、欧州ツアーで中国人として初のチャンピオンに輝いたいわば“第一人者”。
初日は中国勢が揃って気をはいた。