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日本プロゴルフ選手権 2008

地元勢が発奮!

地元勢が張り切っている。矢野東は、自宅から車でわずか15分。大会独自の予選会から勝ち上がって出場権を得た田島創志は20分。武藤俊憲は50分。

3人の中で、もっとも会場コースから遠いが「それでも一番、地の利があるのが僕」と、自信をのぞかせたのが武藤(=写真)だ。
第76回大会の舞台となる群馬県のレーサムゴルフ&スパリゾートは、前橋育英高校時代からクラブ合宿で回るなど、慣れ親しんできたコースだ。

うねるフェアウェイも、アンジュレーション豊かなポテトチップ状のグリーンも、「ここは僕の庭。すべてを知り尽くしているから」と、言い切る。
「今週はパッティングが鍵を握ると思うが、いかに良いラインにつけられるかです」。
コース攻略は、心得ている。

2006年のマンシングウェアオープンKSBカップでツアー初優勝をあげたが、そろそろ2勝目がほしいところだ。
「ここで出来たら最高ですね」と武藤。
地元で、プロ日本一の座を手に入れたい。

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