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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2008

矢野東、破れても「今日は凄く楽しかった」

終始、躍動感溢れるプレーで最終日を盛り上げた矢野が、もっとも肩を落としたのは2打差で迎えた14番。

175ヤードのパー3で2メートルと、絶好のチャンスを迎えながらこれを外した。
「あれが入ればプレッシャーをかけられたし、自分も乗れたのに・・・」。

それでも、枯れることのない闘志で最後まで谷原にプレッシャーをかけ続けた。
17番で、7メートルのバーディをねじこんで1打差。
そのあと、すぐに谷原に3メートルを入れ返されたが、大いにリーダーを揺さぶった。

最終18番もバーディパットを決めて、再び挑発するように握った拳を突き上げたがしかし追撃もここまで。
1打差2位に終ったが満足そうに、「いやあ、今日は凄く楽しかった!」。
激戦を戦い抜いた男たちは健闘をたたえ合い、18番グリーンで肩をたたき合った。

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