「ショットはけっしていいとは言えないんです。きょうは7回くらいしかフェアウェーに言ってないですからね。ただ、ラフからの処理がうまくできていて、打ちやすいところや、手前から攻められるところに打ててる。ラフに入っても、手前からでもいいやって考えてやれたのがよかったのでしょう。グリーン硬くて、小さいですからね。アプローチが寄らないと、すぐにボギーとかになってしまうコースですから。そんな中で、きのうからボギー1個だけっていう結果には満足してます。
　2番ロングのイーグルはラッキーでした。ティショットをセミラフに入れて、ピンまで残り230ヤードのセカンドをクリークで、ピンまで2.5メートルのグリーンエッジに落として、これが入っちゃいました。
　で、3番ショートは、グリーンを左にはずしてピンまで7メートルをサンドウェッジでチップインしました。6番のバーディは、ティショットをひっかけて左ラフに入れたのを、セカンドでわざとサブグリーンに落として、残り15メートル。これが、直接ピンの真中に当たって入っちゃいました。
　昨日はロングホールでバーディが取れなかったので、きょうはいいラウンドでしたよ。
　仙台クラシックで負けた（片山晋呉とプレーオフ）のは悔しかったけど、フジサンケイで勝って以来、何回か優勝争いできるチャンス恵まれたことは嬉しいものです。
　もっとも、ジャンボさんのように毎回、優勝争いしている選手と比べればまだまだですけれども…」

• 片山 晋呉