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3ツアーズのチャリティ金を地元・市原市に寄贈
2日間の戦いで、男子ツアーのJGTOが2年ぶりのタイトルを奪還し、盛況のうちに大会は幕を閉じたがこのビッグイベントの一番の目的は、プロゴルファー達の積極的な社会貢献により、ゴルフというスポーツから世の中に提供できるチャリティを生み出すということだった。
難病に苦しむ子どもたちや家庭環境に恵まれない子どもたち、またジュニアゴルフの底辺拡大に少しでも役立ちたいと、選手たちは気持ちをひとつにして戦った。
スポンサーのご厚意により、3回目を迎えた昨年大会の賞金総額は1000万円アップの8000万円。
このうち任意の額を、去る1月11日に「社会福祉法人 全国社会福祉協議会」と「NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」、「NPO法人 日本ジュニアゴルファー育成協議会」の3団体に寄贈した。
そして、開催地の地元・市原市には、このほど大会の入場料収入の一部を贈った。
2月5日(火)に市原市市長室で行われた贈呈式には、3団体を代表してPGAの松井功会長が出席。佐久間隆義市長に、チャリティ金が手渡された(写真=左から佐久間市長、松井会長)。
そのあと30分ほどの会談の中で、佐久間市長は市で推し進めている教育方針について話された。
市原市では「しっかり育てよう!市原の子供」をスローガンに、以下の子育て4か条を掲げ、積極的に子供教育に取り組まれている。
・挨拶ができ礼儀正しい子供
・心から「ありがとう」と言える子供
・ものの善し悪しが分かる子供
・相手の気持ちが分かる子供
この佐久間市長のお話しに答え松井会長も、スポーツを通した子供教育やジュニアゴルファー育成など、3団体の取り組みについて熱弁をふるうなど、活発な意見交換がなされたという。