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「第15回全国小学校ゴルフ選手権 横尾要カップ開催」

12月27日(木)に茨城県の静ヒルズカントリークラブ(3,382ヤード〜6,344ヤード/パー72、スーパージュニアの部は1,087ヤード/パー54)にて今年で5年目を迎えた「第15回全国小学校ゴルフ選手権 横尾要カップ」(主催:報知新聞社・全国小学校ゴルフ連盟、後援:(社)日本プロゴルフ協会・(社)日本ゴルフツアー機構)が開催された。
大会のホストプロでもある横尾要はツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に急性虫垂炎を患ったために無念の欠場をし、シーズン最終戦をなんとも不本意なかたちで幕を閉じざるを得なかった。しかし2週間後には退院、そして大会当日の会場には元気な姿を現し、積極的に大会のサポート役をこなすことに努めた。横尾は「体調はほぼ回復しましたが、じつはクラブはほとんど握っていないんです。正直ゴルフに関しては未知数ですね」とゴルフ自体の調子は半信半疑のようだ。シーズンオフの予定は翌月の米ツアー第2戦「SONY OPEN in Hawaii」に向けて調整している。その後は、しばらくゆっくり休養をしてから体調を整えて翌年のツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ(4/17〜20三重県・東建多度CC名古屋)」に臨む。
スタート前に、大会の競技委員を務め続けてきた篠崎紀夫には今季のANAオープン優勝を祝し、参加選手から花束の贈呈が行われた。篠崎は「僕みたいな背の小さい人間でも、優勝ができました。だから、背の小さい子ももっと努力して頑張ってください」と選手たちにエールを贈った。また、篠崎はシーズンオフ中に北海道・北広島市の児童養護施設「天使の園」や千葉市の母子生活支援施設「旭ケ丘母子ホーム」にANAオープンでの優勝副賞「北海道米・ななつぼし」をそれぞれ150キロずつ寄贈するなど、チャリティ活動も精力的に行う事も決めた。各施設には年明けに訪問の予定だ。その後は、翌年の開幕戦に向けてトレーニングに励むという。

今大会には、今季のマンシングウェアオープンKSBカップでツアー最年少優勝をした石川遼くんの妹弟の葉子さん(小5)、航くん(小2)も参加し注目を集めた。
なお表彰式では、学年ごとにわけた各カテゴリーの上位入賞者にはメダルと横尾プロのサイン入りバッジを、優勝者には10月の日本シニアオープンをエージシュートで優勝する偉業を達成した青木功よりキャディバッグがプレゼンテーターを務めた横尾より贈られた。また、大会の結果はキッズページからご覧いただけます。
  • 競技委員として大会を盛り上げた篠崎紀夫(左)とホストプロの横尾要(右)

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