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宇部興産オープン 2000

深堀圭一郎が、ニューコースを征して今季2勝目

右は宇部興産のマスコットガール釈由美子さん
 「今日は首位スタートの高見さんのスコアはまったく見なかったんです。正直言って、気にはなったけど、人のスコアを気にしていたら、自分のスコアなんて作れないと思ったから。前半はあれだけスコアを伸ばすことができて、すごくエキサイティングな気持ちになり、ハーフターンで優勝を意識しました。それでも、他ももっと伸ばしていると思っていましたから、18番のパットのときに高見さんのスコアをはじめて確認し、自分が2打差もつけていたことが信じられませんでしたね。
 今年できたこの江畑池コースは、前半はわりと思いきって打っていけるホールが続くのですが、後半は僕も何度もピンチがあったように、しっかりとマネージメントしていかないとスコアが作れない、難しいホールが続きます。その中でコースの、初代チャンピオンになれたことはとても嬉しい。
 それに、秋の大会に勝ったのはこれがはじめて。
 プレー内容にも満足しているし、発展途上の段階での優勝は、本当に嬉しい。今年はあともう1勝…なんて欲張り言っちゃったら、まずいかもしれないけれど、そのつもりでやりたいですね。そして、来年の30回大会、31回大会もまた、ここで勝ちたいと思います」
 第29回大会チャンピオン・深堀圭一郎

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