記事

谷原秀人が広島市立五日市観音小学校を訪問<2月17日>

谷原のお手本ショットに歓声があがる
ジャパンゴルフツアー選手会が推進する、子供たちにゴルフの素晴らしさを伝える「ゴルフ伝道」活動としての小学校訪問が、広島県の広島市立五日市観音小学校で行われ、昨年のツアートーナメントで2勝を挙げた、同県尾道市出身の谷原秀人が訪れ、スナッグゴルフで子どもたちと遊び、一緒に給食を楽しみ、そして一日だけの先生も務めた。

先陣を切って1月26日に、鳥取県の米子市立箕蚊屋小学校を訪れた宮本勝昌選手会長に次いでの訪問で、本年度はこれらを含め7校への訪問が計画されている。

前日までの温かさがうそのように冷え込んだ広島市では、朝からちらほらと小雪が舞いはじめ、スナッグゴルフの実技講習が進むにつれて次第に強くなり、終盤には視界も遮られる程の雪のため、4つのホールを設定してのコースプレーは、途中で切り上げることになってしまったが、子どもたちは初めて体験するゴルフの魅力に引き込まれ、雪が降っていることも忘れてしまったかのようにクラブを振り、谷原もそれに応えるように少年のように子どもたちと一緒にフラッグを目指した。

谷原の子どもたちへの愛情は、実技講習が始まってすぐに見受けられた。

子どもたちがグリップの仕方を覚えるために指に貼るシールを、一人ひとり丁寧に貼り付けてあげ、パットやピッチショットの基本練習の際には、目線を子どもの高さに合わせて腰をかがめ、笑顔で接し、そして積極的にスキンシップを図った。
これは、自身が一昨年から始めたジュニアゴルフ大会でも見られる光景で、谷原の人柄を表す一シーンでもある。

実技講習を終えた谷原は、「思っていたよりも楽しんでもらえた。僕が来ることにより喜んでもらえて嬉しい。ゴルフにはエチケットやマナー、そしてルールがあるので一緒に学んでもらえれば。」と、その効果にも期待する。

そして髪に付いた雪を払いながら、「子供たちの元気が僕の励みになる」と、今回の小学校訪問で子どもたちの未知なるエネルギーを身体いっぱいに吸収した。

  • スキンシップを図り丁寧に伝えた
  • 子どもに合わせた目線での指導
  • 雪の中でのコースプレー

関連記事