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甲斐慎太郎が2位

今季3度目の単独2位にますます自信をつけて…(写真は三菱ダイヤモンドカップ最終日)
タイのサンティブリ・サムイ・カントリークラブで行われていたアジアンツアーの「バンコックエアウェイズオープン」の最終日(6月8日)。

「もちろん、優勝を目指します」と力強く言って、4位タイからスタートしたジャパンゴルフツアーメンバーの甲斐慎太郎はこの日、70をマークして通算10アンダーでフィニッシュ。

今回は日本ツアーの賞金ランキングには加算されないものの、先月のアジア&日本の「パインバレー北京オープン」と、日本ツアーの「三菱ダイヤモンドカップ」に続く今季3度目の単独2位と、快進撃が続いている。

現在、全英オープン日本予選ランキングでも有資格者をのぞく実質ランク2位につける。
次回の日本ツアーは、同予選最終戦にあたる「ミズノオープンよみうりクラシック」。
「試合に出られるのなら、どこへでも行きたい」という甲斐が、2週間のオープンウィークの間に海外でますます自信をつけて、初優勝とともに初のメジャー舞台を目指す。

なお、優勝は通算13アンダーで、タワン・ウィラチャン(タイ)。
三菱ダイヤモンドカップで日本ツアー初優勝をあげたプラヤド・マークセン(タイ)が3位タイにつけた。初日、首位タイにつけた塚田好宣は、57位に終わった。

甲斐慎太郎(かいしんたろう)
1981年5月29日生まれ。宮崎県出身。
父のてほどきで、14歳から本格的にゴルフを始める。
日体大4年時に「日本アマ」と「日本学生」を制して自信をつけて、翌年2004年にプロ転向。
ファイナルQTランク20位の資格で参戦する5年目の今季は、5月のパインバレー北京オープンと三菱ダイヤモンドカップで単独2位につけ、初シード入りをほぼ手中に。
昨年3月に結婚した妻・智香さんが9月に出産を控え、大黒柱としての自覚が高まったことも絶好調の要因だ。
身長177センチ、体重87キロ。

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