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久光製薬KBCオーガスタ 1999

鈴木規夫ツアーディレクターから、今大会競技短縮のお知らせ

「ご承知のとおり、本大会は8月26日の予選第1ラウンドを雷をともなう豪雨荒天のため中止とし、予選1,2ラウンドを順延(27・28日)。決勝ラウンドを最終日(29 日)に36ホール、合計72ホールプレーすることを前提に準備を進めてきました。
 ですが、今週は連日、雷を伴った豪雨の天気予報が出ており、中断・順延せざるをえないアクシデントの起こる可能性が極めて高いため、主催者ならびに選手、日本ゴルフツアー機構との協議の結果、競技を54ホールに短縮。賞金を75%カットすることで、決定いたしました。

 ちなみに、もし最終日に36ホール強行したと仮定したときの1日のスケジュールは、朝が明けるのがいまの時期はだいたい5時50分〜55分。それから選手の軽いウォーミングアップの時間を約30分とって、決勝3ラウンド目の第1組のスタートが6 時30分。最終組のスタートが8時。それから4時間10分で第3ラウンドが終わるとして、それからピン位置の切り替えを行い、選手らの食事、ウォーミングアップの時間を約20分とり、決勝4ラウンド目は組替えなしで、最終組が12時10分にスタートしてすべての競技が終了するのが4時10分。このようなシュミレーションを作り、最終日 36ホールプレーを行うことは不可能ではないとの予想をたててはおりましたが、さきほども申し上げましたとおり、万一、予報どおり雷雨を伴う悪天候に見まわれた場合、1時間もしくは2時間ちかくの中断を余儀なくされます。そうなると、最終日に36 ホールはとても消化しきれません。

 当日になって、54ホールに変更ということになりますと、選手らにも動揺を与えますので、本日の段階で54ホール短縮と発表せざるを得ない状況になりました。 なお、カットされた賞金の25%の扱いにつきましては、主催者と当機構との話し合いのうえ、決定したいと思います」

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