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『全米オープンゴルフ選手権』 出場権を手に入れた4選手の思い

小雨の降る中、36ホールによる長丁場な戦いに、ジャパンゴルフツアーメンバーの金度勲、S・バー、久保谷健一、裵相文の4選手が6月16日より開催される、「全米オープンゴルフ選手権」の切符を手に入れた。

満面の笑みで「メジャー大会に出場するのが夢だった」と語るのは金度勲。
「第1ラウンドは、初めてのコースと言う事もあり、ミスも目立ったが、第2ラウンドはティーショットも良くなり、自分のゴルフが楽になった。8番でのチップインイーグルが大きかった」と語り、「全米オープンの予選を通過できるように頑張ってきます」と目標を掲げた。

36ホールを通して安定していた久保谷健一。
「今日はラッキーだった、今の調子で通過できたのは驚いています」と自身を冷静に判断していた。
出場権を獲得できた思いを聞かれると、「4人しか貰えない出場権を獲得できた事は素直に嬉しいです」とコメント。
「全米オープンはテレビで見ていましたが、あれだけの選手がプレーしているのに、グリーンで球が止まらないイメージがある、相当難しいコースなんでしょうね・・でも出場する限りは頑張りたい」と自身、初出場となる全米オープンに挑む決意を語った。

2004年の全英オープンに予選から勝ち上がり、出場した経緯があるS・バー。
「第2ラウンドでコースの特徴が分かり、思い切ってチャージしようと積極的に攻めた事が良かった」と満足に語った。
初出場となる全米オープンには、「自分のベストを尽くして、とにかく楽しみたい。頑張ってきます」と笑顔で答えた。

最後の1枠を金大玹とのプレーオフで掴み取ったのは、裵相文。
10番からのプレーオフ、その1ホール目で金大玹がボギー、裵相文がパーをセーブして決着がついた。
「自分が全米オープンに出場できる事に驚いている、ベストを尽くして頑張ってきます」と決意を語った。

それぞれが、今日の喜びと決意を胸に、全米オープンに挑む。

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