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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2011

チャリティ握手会を開催

大会前日、練習日にあたる11日(水)に行われた「チャリティ握手会」は、大雨にもかかわらず、午後3時の開始前から長蛇の列が出来たほど。“第一陣”の中嶋常幸、片山晋呉、金庚泰 (キム キョンテ)、そしてホスプロの池田勇太。豪華な顔ぶれが登場すると、主役たちを待ちわびた満員のギャラリーから、どよめきと歓声が起きた。

「握力がなくなるまで、みなさんの手を握ります!」。元気な池田の第一声に、今度は笑い声が沸き起こる。和気藹々の人の波。

そのあと、入れ替わりでやってきた“第2陣”は倉本昌弘、藤田寛之に高山忠洋、松村道央、薗田峻輔がずらりと並び、いよいよラストグループは、選手会長の宮本勝昌を先頭に、兼本貴司、石川遼、“大トリ”はディフェンディングチャンピオンの谷口徹が大勢のファンに向かって感謝の右手をさしのべた。

トッププレーヤーたちの饗宴に、わずか1時間足らずで集まった金額は32万2869円。
参加してくださったギャラリーのみなさんは、この悪天候にもかかわらず、延べ約540人。
この善意は「国連WFP協会」を通じ、このたびの東日本大震災で甚大な被害を受けた被災地で、主に物資の支援に役立てられる。

そのほか大会では主催者、選手らの賛同を得て、賞金総額1億5000万円のうち、10%にあたる1500万円を義援金にあてる。

また期間中は、「バーディ for ニッポン」を実施。出場選手が出したホールインワン、アルバトロス、イーグルも合わせて「1バーディ」につき、100食のカップヌードルが、救援物資として被災地に送られる。

「日清カップヌードル ゴルフチャレンジ」や「パターピンボールチャレンジ」など会場内で行われる各イベントも、もちろんすべてチャリティ。
今週も選手たちは被災地の復興を胸に、心を一つにして熱い戦いを繰り広げます。

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