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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2009

韓国勢が絶好調・・・!!

揃って好スタートを切った金と・・・
好スタートを切った2人の韓国勢は、練習日から絶好調だったという。練習がてら、母国の若手2人を相手にチーム戦で競って圧勝した。I・J・ジャンが笑う。「それで、金さんと2人、すっかり良い気分になってしまったわけなんですけどでもまさか、いきなり同スコアで並ぶとは・・・!!」。

やはり、5アンダーで並んだ金鍾徳(キムジョンドク)もご機嫌だ。「練習日からショットもパットも完璧だったんです。14番は、フォローの110ヤードがバックスピンで1メートルについたんですよ」と胸を張った。

2人とも、昨シーズンはつらい日々を過ごした。
ジャンは、スイング改造に失敗してシード権の確保に失敗。
金は、「ゴルフのことに加えて2人の息子のことや、家族のことなんかでいろいろとストレスを抱えてしまって・・・」。ついに、内臓をやられた。
公傷が認められ、一からのスタートを誓った今シーズンは、いきなり開幕戦で大活躍。
東建ホームメイトカップで2位につけた。

ジャンは、6月のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズで単独2位。
惜しくも優勝こそ逃したが、いずれもシード権の奪還に成功し、いまは気持ちの余裕がある。
「やっぱり、それが一番大きいですね」と明るく笑うジャンは、先週まで3週間のオフは家族のいるアメリカでリフレッシュ。

妻のサンディさんは3歳から米で暮らす韓国系アメリカ人で、長男エイドン君とロスの家で夫の帰りを待っている。

空き週に、すぐに渡米し家族サービスのかたわらラウンド練習したことが、この日の好発進につながったという。
「向こうの芝が、今週のコースとまったく同じなんです。5回ほどアメリカでラウンドしてきたことで、慣れがあったと思います」。

金はこのほど、19歳の次男が韓国で無事、プロゴルフのテストに合格し、プライベートの悩みもすっかり晴れた。

公私ともに充実したジャンも金も、前回逃した優勝をたぐり寄せる絶好のチャンスだが、「まだ初日ですし。ゆっくりゆっくり!」。
揃ってのほほんと笑った。
  • ジャンだが「まだ初日。ゆっくりゆっくり」と余裕の構え・・・!!

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