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JGTO Novil FINAL 2010

苦しいラウンドを終えて…田島創志

田島創志は「今日は特別なラウンドでした。いい経験をした」とホールアウト後は疲れきった表情だった。「他人のスコアが気になった。自分がどうのこうのより、他人のスコアはどうにもできないし、複雑だった。難しい」と苦しい心境を吐露した。今日は「体が全く動かなかった。誰がゴルフをやっているの?という感じ」だった。「ある意味で予選会よりしんどい」という。

「チャレンジは1年間の予選会と思って、この1年間がんばってきたのが、この位置にいる」が、つらかったようだ。チャレンジ開幕戦「Novil CUP」に優勝できたのは、「タフなセッティングだったので、ツアーでの経験がないと勝てない。あの試合はうまくいった」と振り返る。だが、ツアーに出ると成績が残せず、「自分のゴルフが否定されたような気がして」悩んだこともあった。それも来年前期のツアー出場優先権を確保したことにより、全て払拭されただろう。

「もともとシードを落としたのも、パターがイップスになったのが原因。それをうまくコントロールすることができた。自分の技術を磨いていけば、戦えると思う」と来年のツアーへ向けて、自信を取り戻したようだ。

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