9月に福岡県で開催された、「RIZAP KBCオーガスタ」の会場である芥屋ゴルフ倶楽部からほど近い、糸島市立可也小学校で、クラブ活動の時間を活用したスナッグゴルフの授業が行われ、2003年のこの大会のチャンピオンである田島創志が指導にあたった。
スポーツを選択した4年生から6年生の26人が参加。はじめは興味が薄そうな反応で始まり、どうなることやらと心配されたが、ローラー(パター)の実技体験が始まると、そんな心配はよそに、高得点をとるたびに体いっぱいに喜んで、フルショットの体験では全力での空振りやら豪快なショットやらで、にぎやかで元気いっぱいの実技講習会となった。
日本ゴルフツアー機構では、「RIZAP KBCオーガスタ」と連携した、ゴルフの底辺拡大事業を今年からスタートしており、5月に市内16校のうち4校にスナッグゴルフ・スクールセットを寄贈。寄贈校のうち糸島市立引津小学校には6月19日に、RIZAPKBCオーガスタのディフェンディングチャンピオン出水田大二郎がゴルフ伝道師として訪問し、ゴルフの基礎指導や講話を行い地元の子どもたちとの交流を行った。
そして迎えた大会週の金曜日には、同じく引津小学校の4年生から6年生の児童22人が社会学習見学で芥屋ゴルフ倶楽部を訪れ、KBC放送センターやプレスルーム、練習場見学やパット体験に加えてカップ切の実演も見学。
大会最終日には、プロと手をつないで1番ティに入場する、キッズエスコートを経験したのち、第1回糸島スナッグゴルフ大会も開催。初回大会には異例の45人の児童が参加し、初代総合優勝には、可也小学校5年の阪井明博くんが輝き、後日、糸島市役所を訪れ月形祐二市長に優勝報告も行った。
市内の小学校には、今年から4年計画で全校にスナッグゴルフを導入予定で、これらのキッズイベントをきっかけに、歴史ある芥屋ゴルフ倶楽部の地元で、更なるゴルフの普及が始まっている。