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石川遼は「ファンの期待に応えたい」
この日も入念なコースチェックとスイングの調整に力を入れるとともに、アプローチ練習にもじっくりと時間をかけた。
昨年は4位と好位置で決勝ラウンドに進みながら、崩れて32位。その悔しさは、今もまだ心にある。「最終日にもう少し体力や精神力が残っていれば、トップ10を狙えた位置だった」。
3年連続3度目の大会出場となる今年は、思いを晴らすために来た。
「今年こそは、最終日にそういう位置でやってみたいと思います」。
そんな思いの現れが、キャディバッグを飾る日の丸だ。
「ファンのみなさんをがっかりさせたくないし、期待されるだけじゃなくて、今年はそれに応えて行きたい」と、本番にむけて力をこめた。
そのほかの日本勢は、今田竜二と池田勇太が出場。
また昨年の賞金王で、韓国出身の金庚泰 (キム キョンテ)が挑戦する。