記事
Novil Cup 2011
一緒に回った選手に「子どものころTVで見てました」と言われちゃったよ。
故障の影響で長い間、納得のいくプレーが出来ない時期がつづいていただけに、ホールアウト後は笑顔でインタビューに答えてくれた。
先月22日に38才の誕生日を迎えた神山。
神山といえば、2004年にノーシードながらもJCBクラシック仙台で優勝するなど賞金ランキング8位に入る大活躍で一気にブレイク。同年に4大メジャーの「全英オープン」にも出場した実績を持つ実力者だ。
恵まれた体格をいかしたダイナミックなプレーが魅力で、飛距離もツアーの中でも飛ばす選手として知られていた。
しかし、チャレンジトーナメントには若手選手が多く出場するため、チャレンジに出場すると自分が若くはないなと考えさせられるらしい。この日も一緒にプレーする選手と思わぬ話になって年齢の差を感じてしまったそうだ。
その話し相手というのは、永野竜太郎・22才。「神山さんが出場された全英オープン。子どもの頃テレビでみていました」と。
「若いのは飛ばすしね。すごい。飛距離ではかなわないと思っていたら。あの話でしたから、子どもの頃。そうだよな。7年前だから高校生の頃とかに見たんだよな。」
飛距離の差を感じ、年齢差を感じでも、ツアー復帰にむけての気持ちは負けていない。ツアーに戻れたらいいなと思っているし、戻るための努力はしている。と心に秘めた想いを語ってくれた。
チャレンジ開幕戦を制した選手は、これまで必ず来季の優先出場順位を獲得してきている。
開幕戦の初日、首位から3打差の6位タイと好スタート。「明日も良いスコアだったら、変な気持ちが生まれてくるかも」と気持ちは前向きだ。