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Novil Cup 2011

爆発力満点!諸藤将次がプロ初優勝を目指して最終日へ

初日、イーブンパー・72ストロークで42位タイと出遅れた諸藤だったが、風に苦しむ選手が続出する中、1イーグル・5バーディ・ノーボギーとこの日のベストスコアとなる7アンダーをマークして、首位から3打差の3位タイに急浮上した。

「今日は落ち着いてプレー出来ました。前半でスコアを2つ伸ばせたときはTop10までいければと思っていたんですけど、同組の津曲が良いリズムでプレーしていたので、津曲についていこうとプレーしていました。なんといっても、12番のパー4でセカンド入ってくれたのが大きかったです。あれで流れに乗ることが出来ました。」ノーボギーのスーパープレーを振り返ってくれた。

諸藤といえば、アマチュアの時にプロ初出場したカシオワールドオープンで、プロを凌駕する飛距離を武器に、初日8位タイと鮮烈なデビューをしている。
その翌年に出場した久光製薬KBCオーガスタでは、7位タイで決勝ラウンドに進出するなど、ジュニア時代から爆発力には定評がある。

その圧倒的な飛距離から、将来を期待されてきた諸藤も今年でプロ入り6年目、25才になった。
もう、プロ初優勝を手にしたいところだ。
プロ初優勝について質問してみると「優勝!?優勝は、意識はしていないですけど、そのために練習やトレーニングをしているので。今年はあと、やるだけです。」と内に秘めた想いを語ってくれた。

念願のプロ初優勝は、ツアーでの活躍の大きなステップになるはずだ。

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