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ファイナルQT3日目 単独首位 大野良徳

ファイナルクォリファイングトーナメント3日目、この日は朝から降り続く小雨の中での競技となった。昨日に引続き、単独首位を死守したのはスコアを一つ伸ばした大野良徳。トータル10アンダーで競技3日目を終了した。

この日の大野は前半をイーブンで折り返すと後半出だしの10番ホールでいきなりのボギー。その後13番でバーディを取り返し何とかイーブンにもちこむと、上がりの18番ホールで渾身のバーディを決め、単独首位の座を死守した。

この日東コースのアウトコースからスタートした大野だが、ここセントラルゴルフクラブ 東コースは6年前の2001年にプロテストを合格した、自身にとっても思い出深いコースでもあり、「東コースのほうが、相性が良い印象がありますね」と、当時を思い返しながら話した。

昨日の厳しい寒さと風の中でのプレー、そしてこの日の雨と、二日間にわたる厳しいコンディションの中でのプレーと緊張感で、選手たちもジワジワと疲れが身体に溜まってきている。
「雨でショットが全然だめでした。」と、ホールアウト後に話す大野の表情からはスコアを伸ばしきれなかった悔しさと疲れが伺えた。
「今日は軽く調整して切り上げます」と話した大野だったが、結局雨の中練習に没頭。
打撃練習場で打ち込み、その後パッティングの練習と、遅くまで明日に向けて余念がない様子だった。

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