記事

世界ゴルフ選手権HSBCチャンピオンズ最終日

中国・上海で行われていた世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」は7日(日)に最終ラウンドを行い、池田勇太が日本勢としては最高位の30位と盛り返した。

池田は、初日に3位。「最初と最後だけ良かったですね」と、苦笑い。
帰国後はすぐに静岡は御殿場で開催の三井住友VISA太平洋マスターズにむけて、「調子が良くなってきたし、楽しみになってきた」と手応え十分で再び笑顔になって、「問題はあとは、寒いのだけだね」と、終始ゴキゲンだった。

続く日本勢は、宮本勝昌の34位。
石川遼は、目下賞金レースを争うライバル、金庚泰(キムキョンテ)と並んで41位に「ショットでは感じませんでしたが、グリーンやアプローチに世界との大きな差を感じた1週間だった」という。
優勝は、通算19アンダーでイタリアのフランチェスコ・モリナリ。そして1打差の2位は世界ランク1位のリー・ウェストウッド(英)だが、この2人と3位の差は7つもある。
そしてさらに言えば石川との差は20。「上の2人はずば抜けていて、改めて世界の力を感じた」と、大いに刺激を受けた4日間を、日本の残り4試合にぶつける。

また46位に終わった藤田寛之は本人いわく、ショットの不振も相まって「今はこれで精一杯」。

薗田峻輔は58位だった。平塚哲二とともに、60位に終わった松村道央は「いろいろな課題も見つかったし、残り4試合に向けて、いい経験を積めた、そんな4日間。ドライバー、パターは通用した。あとはショートゲーム」と、前を向いていた。

関連記事