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最終日はシングルスストロークプレーの組合せ
日本チームもそう簡単に、連覇達成はのぞめそうにない。今年は昨年以上に厳しい戦いが予想される。そんな中で、日本チームのキャプテン、青木功は選手たちに、一貫して伝えてきたことがある。
「とにかくゲームを楽しんで来い。お前たちの好きにやって来い」。
国旗を背負った対抗戦は、「たとえば俺が頑張れと言っても、もともと普段から第一戦で戦っている彼らにとっては、今さら何を頑張ればいいのか、と」。
そんな戸惑いと、無用な重圧を、可愛いメンバーたちに与えたくない。
「ゴルフはまず楽しむことが大事で、その中でもぎとった勝利こそ、喜びを倍にしてくれるもんだ」と青木は言う。
だから、この2日間で団体戦の醍醐味を感じた選手は最終日こそ、もっと楽しんで帰ってくればいいし、逆に悔しい思いをした選手もいったん、すべて忘れて改めて、「ゴルフを楽しんで来い!」。
それがきっと、今後のゴルフ人生にプラスとなって返ってくるはずだ。「そういうかけがえのない経験を、存分に味わって帰って欲しい」と、キャプテン・アオキは心から願っている。
<最終日のシングルスストロークプレーの組合せ>
10:15 崔虎星(チョイホサン) VS 小田孔明
10:24 朴相賢(パクサンヒュン) VS 薗田峻輔
10:33 金度勲(キムドフン) VS 松村道央
10:42 李丞鎬 (イスンホ) VS 河井博大
10:51 洪淳祥(ホンスンサン) VS 高山忠洋
11:00 姜庚男(カンキュンナム) VS 石川遼
11:09 金大玹(キムデヒョン) VS 近藤共弘
11:18 裵相文(ベサンムン) VS 池田勇太
11:27 金庚泰(キムキョンテ) VS 藤田寛之
11:36 Y・E・ヤン VS 片山晋呉