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とおとうみ浜松オープン 2012

額賀辰徳(ぬかがたつのり)が8番でワンオン成功

軽く振っても頭上をはるかに越えていく・・・飛距離を捨てたと言いながら、この記録。やっぱり飛ばし屋はあなどれない
ドライビングディスタンスの計測ホールの11番パー5で300ヤード越えに到達しなかったのは、スプーンを握ったせい。それでも288ヤードも飛んでいるのがさすがだが、2009年から2年連続のドライビング王が、「もはや飛距離にこだわりはない」と言い切る。

昨年のチャレンジトーナメントで賞金ランキング1位につけて、出場権を取り戻した今季は、ショットの安定感にこだわると決めてきた。
「簡単に言うと、これからは脱力したスイングをしよう、と」。
そうはいいながらも、この日初日はただひとり、317ヤードの8番パー4で、みごとワンオンにも成功した。
普通に振っても、悠々と300ヤードを越えていく額賀が「飛距離を捨てた」とは言っても、それはあくまでも本人の意識の中だけのことで、はたから見れば、豪快さには何ら変わりがない。

初日は、石川遼らとともに、8位タイと上々のスタートに、「ここはチャンスのあるコースのひとつという意識はあります」。得意コースで虎視眈々と、ツアー初Vを狙っていく。

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