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石川遼が『報知プロスポーツ大賞』を受賞
この『報知プロスポーツ大賞』は、1976年に創設された歴史のある賞で、プロスポーツ界で権威のあるものとなっている。
今年の大賞には、ジャパンゴルフツアー ツアーメンバーの石川遼をはじめ、野球(セ・リーグ、パ・リーグ各1名)、大相撲、ボクシング、ゴルフ(男女各1名)の各スポーツから6人が栄冠に輝いた。
石川は、18歳2か月の最年少記録となった昨年に続き2年連続の受賞。女子ゴルフからは、日本女子オープンで20歳358日の大会史上2番目の年少記録で初Vを達成した宮里美香選手が受賞した。
大相撲では、史上2位タイの63連勝を達成した横綱・白鵬関が2年ぶり3度目の栄誉となった。ボクシングからはWBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃選手が2年連続2度目、プロ野球ではセ・リーグの投手3冠を達成した広島・前田健太投手、巨人・王貞治選手以来48年ぶりに22歳で本塁打王に輝いたオリックスのT―岡田内野手がそれぞれ初受賞した。
また、特別賞に南アフリカW杯で16強に進出したサッカー日本代表、フレッシュ賞には巨人・長野久義外野手が選ばれた。
来賓を代表して挨拶をしたJGTO小泉会長は、「どのスポーツ界においても、スターの存在は不可欠。また様々なシーンにおいての“勢い”が、見ているものを魅了する。それがスポーツの素晴らしさでもある。先行きが見えない経済状況だが、スポーツ界がどんどん前に出て、経済を引っ張るくらいの勢いで今後もそれぞれの分野での活躍を期待したい。」と挨拶。
表彰式後には、受賞選手によるインタビュー形式のトークショーや、フォトセッションがおこなわれ、大いに盛り上がっていた。