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池田勇太が好発進(HSBCチャンピオンズ初日)

中国上海のシェーシャンゴルフクラブで4日(木)に開幕した世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」で、池田勇太が1イーグル6バーディ、3ボギーの5アンダーは67の好スタートを切った。

この日はボギー先行に「厳しいラウンドになるかも」と懸念した池田だったが4番は、9番アイアンで打った残り135ヤードの第2打を、直接カップインのイーグルを奪うと一気にエンジンをふかした。

シード2年目の今年は、世界メジャーでの経験もいっそう増えて、それがまた本人の自信にもなっている。

「自分も日本の代表として、初日からそのすべてを出しきろうと思ってやった」。

まさか、若大将がメジャーチャンピオンのパドレイグ・ハリントンらとのラウンドにもひるむわけもなく、大舞台で堂々のプレーぶり。
「リーダーボードの上のほうに名前があるといってもまだ初日。そんなに意識していません」と、好発進にもこれまた浮かれるはずもなく、2日目も並みいる世界ランカーたちに、体当たりで挑む。

そのほかの日本勢は、宮本勝昌が3アンダーで回って9位タイと健闘している。平塚哲二と松村道央は1アンダーの23位タイにつけている。

石川遼(=写真中)は13番で池ポチャのダブルボギーを打ったが「この大会は予選落ちがないとはいえ、ここで気持ちが切れると最終日までのモチベーションが難しくなるので我慢した」と、こらえてイーブンパーは、現在賞金ランク1位の金庚泰(=写真下、キムキョンテ)と先輩・薗田峻輔と並んで35位タイ。

藤田寛之は3オーバーの64位、丸山茂樹は4オーバーの69位と出遅れた。
なお、丸山は左肩痛のため、第2ラウンドスタート前に、やむなく棄権を決めた。

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