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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2011

裵相文(ベサンムン)は、韓国勢2人の最終組に「楽しみ」

後半の16番で、今週初めてボギーを打った。パー5で刻んだ第2打を、右サイドは472人の集客力を誇る巨大なギャラリースタンドのほうへ打ち込んだ。そこから3打目もグリーンに届かず、アプローチで寄せた3メートルのパーセーブも逃して、「ボギーなしで回りたかった」。

その気持ちが尾を引いたのか、17番、18番でも立て続けにチャンスを外した。
決勝ラウンドに向けて、少々後味の悪い上がり3ホールになってしまったが、「ショットも、パットも、チップショットも全部良いから問題ないです。明日からまた楽しみですね」。

最終組で回るのは、韓国の大先輩。S・K・ホは普段からよく練習ラウンドで回っているだけに、もうそれだけでもプレッシャーとは無縁に、リラックスして臨めそうだ。

「今週も、一緒に回ってショートアイアンを教えてもらった。その成果を目の前で、見せられる」と喜ぶ。
今季はすでに、6人の韓国勢が優勝を飾り、うち4人の初優勝者の一人が裵(ベ)だ。
そして今週もまた、先輩と2人で旋風を巻き起こす勢いだ。
「いいじゃないですか、面白いじゃないですか!」と、本人もその気満々だ。

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