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セガサミーチャレンジ 2005

「セガサミーチャレンジ」首位から5打差の44位タイからスタートした髙橋朋載が9アンダー・63の好スコアで逆転優勝を果たし、優勝賞金180万円を獲得した。

チャレンジトーナメント第3戦「セガサミーチャレンジ」の最終日が、茨城県の霞ヶ浦カントリー倶楽部(6805ヤード・パー72)にて行われ、首位から5打差の44位タイからスタートした髙橋朋載が9アンダー・63の好スコアでラウンド、通算11アンダーで逆転優勝を果たし、優勝賞金180万円を獲得した。
髙橋は、2003年東京ドームカップ(第3回)に次ぎ、チャレンジトーナメント2勝目。この優勝で「セガサミーカップゴルフトーナメント」(7/21-24:北海道:ザ・ノースCGC)と「日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ」(6/30-7/3:茨城県:宍戸ヒルズCC)出場権を手にすると共に、今年のチャレンジトーナメントの獲得賞金も184万円を突破、ランキング2位に浮上した。
横峯さくらに負けられない 髙橋朋載

今日はインスタートの6組目。いわゆる裏街道。そもそも昨日は、あわや予選落ちの危機だった。しかし、上がり3ホールをバーディ、パー、バーディでフィニッシュ。2アンダーでぎりぎり予選通過した。
昨日、普段一緒に練習している仲間のひとり、平塚哲二がマンダムルシードよみうりオープン初日の首位だったのをみて「よし、俺もがんばろう」と奮い立った。
難しいインを5アンダーで回り、アウトに回ると1番から4番まで連続バーディ、18番から数えると5連続バーディとなった。この時点で11アンダー、首位に並んだ。「優勝を意識したが、逃げなかった。それが良かった。緊張はそんなにはしなかった」

それには一つ理由があった。今年のハワイでのパールオープンで横峯さくらと同じ組で回った。「普段女の子と回らないので緊張した。しかも彼女は結構飛距離も出るので」さらに前半スコアを落とし、彼女に負けていた。そこから「女の子には負けられない」と必死に挽回し、やっとのことでさくらと同じスコア(―6)でホールアウトできた。それから「彼女に刺激を受け、負けられないと一生懸命練習」した。その努力が今回の優勝につながったのだ。

これでセガサミーカップと日本ゴルフツアー選手権の出場権を手にした。「ツアーでは少しでも上位に行きたい。自分の実力を試してみたいんです」と意欲を語った。仲間の平塚、井上信、神山隆志らは上のツアーで優勝している。彼らに続きたい。
「今年は(来年のツアー出場資格を獲得できる)チャレンジトーナメント賞金ランキング5位以内が目標。残りの試合もがんばります」

さくらに刺激を受けた髙橋のこれからの活躍に期待したい。

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