見事な上がり４ホールだった。15番のバーディに続いて、16番パー３は、７番ウッドで打ったティショットが入りかけ。見事なＯＫバーディの次は17番で、７メートル弱のチャンスをねじ込んだ。

そして最後の18番は、189ヤードの２打目を５番アイアンで3.5メートルにつけて鮮やかなイーグル獲りにも、40歳が照れた。
「上がりだけですよ、恥ずかしい」。

スタートからティショットを大きく曲げるなど、苦戦した。
４番ではティショットでＯＢを打って、ダブルボギーが先行した。
「情けない。けどよく我慢した」。
今季自己ベストの３位タイで、獲得賞金は２２００万円を超えて、前週の61位から、賞金ランキングを41位まで上げて、来季のシード権も、ほぼ確実に。
「ラッキー…やっと決まった」と、ベテランは安堵の色を隠さなかった。

• 横尾 要