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ダンロップフェニックストーナメント 2011

今大会のホストプロ、諸藤将次が好発進

飛距離勝負も虎視眈々だ、諸藤
この日の初日は、スタート前から会う人、会う人に言われた。「どんなだったか、後で教えて!」。口々に言われて、本人も大いに意識して臨んだ日米の飛ばし屋対決。

予選2日間を同組で回るゲーリー・ウッドランドは、米ツアーで評判の飛ばし屋。身長185センチ、体重は91キロの体格で今季は、平均310.05ヤードを記録して、ドライビングディスタンスは5位の選手だ。

「日本には、あんな凄い選手はいない」と、諸藤がいうのも当然だ。
こちらは、日本ツアーのドライビングディスタンスで現在、1位につける諸藤でさえ、今季平均は300.50ヤードだ。
「相手はホントの飛ばし屋」と、“日本一”さえ腕が鳴った。

「どれほどのものか。勝負してみたかった」と、直接対決も楽しみに初日を迎えたのだが、「今日は僕がフェアウェイに行かなくて」。

実際に、どれほどの差があったのか。歯が立たないほどのものなのか。それとも「少しは対抗出来るのか」。結局、この日は分からず仕舞いに、「残念」と、悔しがったがこの日は、ショットを曲げながらもしぶとくしのいで68にスコアでは、4オーバーと出遅れた、米の飛ばし屋を大きく凌駕。

SRIスポーツの契約選手も、今季は9月のフジサンケイクラシックでツアー初優勝を飾って、今大会はようやくプロ6年目にして初出場だ。

今大会は、地元・福岡の自宅から駆けつけた。「中学生のときから見に来ていた憧れのトーナメント」だ。そこでいきなり4位タイは、ホストプロとしても面目躍如の好発進に「上出来ですね」と満面笑みで、「今日はしっかり練習します」。
武器のドライバーも精度を高めて2日目こそ、飛距離でもウッドランドといざガチンコ勝負と行きたい。

  • 米ツアーきっての飛ばし屋、ウッドランドはなるか、巻き返し。

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