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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2012

青木功は「いま自分が出来る範囲で頑張る」

プロアマ戦の合間に、スイカでのどを潤す
初代のチャンピオンが、21年ぶりに帰ってきた。第1回の1973年ほか、3勝を誇る青木が、真夏の芥屋(けや)に戻ってきた。もはや、トーナメント開催コースとしては、唯一の高麗グリーンに「思ったところに打ってても、目が強くて入らない。かといって、強く打てばいいというものではないし・・・いかに攻略できるか」と、この日水曜日のプロアマ日はグリーン上で、ああでもないこうでもない。

「もともと、俺たちは高麗で育ったわけだから」と、勘を取り戻すのに一生懸命。
大会は季節柄、連日猛暑のラウンドにも「前に出たときは、こんなに暑かったっけな」と遠い記憶をたどりつつ、「きついけど、出るからには思い出の1ページにしないといけない」と、70歳が汗をかきかき元気に腕をまくった。

エージシュートの期待もかかるが、そこは軽く鼻であしらって「自分に期待しながら出来る範囲のことを、精一杯にやるよ」と、調整にも余念がなかった。

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