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ISPS・CHARITYチャレンジトーナメント 2013
小平智がトータル12アンダー首位タイで最終日へ
64というスコアを見ると完璧なゴルフだったように思えるが、上がり2ホールを17番ボギー、18番パーとするなど小平にとっては不満が残るラウンドだったようだ。
とはいえ、『日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯』5位、『ダイヤモンドカップ』6位タイと現在の小平の状態は悪くない。
「パターが良くなっていることが大きいです。日本プロもダイヤモンドも、もちろん今日もですけど、パットのコントロールが良く出来ています。ショットはもともと、自信があったし変わらずいいです。今まではパターが課題だったんですが、そのパターが良くなってきたので自信を持って打てるようになっていますね。」
昨年から、先輩プロからの助言もあり、パットの練習量を増やした効果がここ数試合で目に見えてあらわれている。
日本プロの5位、ダイヤモンドの6位タイと優勝争いを繰り広げ、レギュラーツアーでの優勝に対する気持ちが大きくなったと小平。しかしながら、目の前の試合を軽く見るつもりはない。
「チャレンジでは2勝しているので、レギュラーで勝ちたいという思いはもちろん強いです。でも、一つ一つの試合、ラウンドを大事にしていきたいですし、その一つ一つがレギュラーでの勝利にもつながってくると思います。」
チャレンジトーナメント3勝目がかかる、小平に最終日の目標を聞いてみたところ、
「今日が出来過ぎだったので今日のようなゴルフは出来るとは思えないですけど、抑えるところは抑える、攻めるところは攻めるというメリハリのあるゴルフをしたいです。優勝はあまり意識していなくて自分のゴルフが出来ればいいと思っています。」
自分のゴルフ、それが出来るかどうかがチャレンジトーナメント3勝目の鍵を握る。その先にはレギュラーツアーでの優勝も見えてくる。