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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2024

小平智が今季国内初戦「挑戦者のつもりで」頼れる先輩と一緒に

小平智(こだいら・さとし)が、北海道で今季2戦目を迎える。
といっても、初戦は4月の欧州共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」だったので、国内単一での大会は今季初参戦だ。


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そして本大会は、6年ぶり9回目の出場。
久しぶりのザ・ノースで、開幕前日10日の水曜日は久しぶりのプロアマ戦で、ゲストと「楽しかった」と笑い合い、プレー後のお食事会も和気あいあい満喫したあとは、たっぷり1時間の“ヒロシ塾”。

「アメリカから帰ってきたばかりで、アプローチの感覚がよくなかったので岩田寛さんに」と、打ち方を習って翌日の開幕に備えた。

主戦場としているUSPGAツアーからいったん戻った先月は、ちょうどJGTO主催の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」が行われていた土曜日で、その翌日に岩田が大会最年長優勝を達成。

「本当に嬉しかった」と、今なお自分事のように喜ぶ。

同大会は、小平が23歳の13年に、ツアー初優勝を飾った試合でもあり「初優勝の人が優勝するイメージがあったので。優勝を重ねている先輩が実力で勝ったと嬉しかった」と、その夜は、岩田の通算6勝目を祝いに、岩田とスポンサーさんのお祝いの席に、小平からお願いして合流。
「その日のうちにお祝いが言いたくて…」。

USPGAツアーで孤軍奮闘する小平を、いつも気遣い「こまめに連絡をくれる」という先輩が大好きだ。
「悩んだときに一番相談できる。弱みを見せれる頼れる先輩」。
今週も、さっそく頼りにした。

2018年の「RBCヘリテージ」の米1勝を契機に、今年は欧州・DPワールドツアーの出場権も得て、いまなお海外転戦を続けるが、全米オープンの予選も含めて直近5戦で、予選通過に1打足りずという状況が続いており、「何かきっかけがあれば上にいける」といったん“ホーム”に戻ってきた。

この「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント」は、7大会出て、トップが2013年(9位タイ)と2017年(6位タイ)の2度ある一方、50位タイの2016年以外は予選敗退。

得意、とも言い切れない大会だが、「アメリカにずっと行ってて、日本に帰ってきたら苦手だったのが得意になっている、というコースもけっこうある。ラフとかグリーンとか、洋芝の対応力がついてきているということかな、と思うので楽しみにしている」と、話す。

予選ラウンドは、頼れる先輩・岩田と、石川遼と同組になった(初日10番~12時45分ティオフ)。

「今年優勝している2人から、必ず何かつかめるものがあると思うので。挑戦者のつもりで頑張ります」。
20代のころは、たびたび変えた髪色も、いまは「構ってられない」。
等身大の自分を北の大地にさらして戦う。


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