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ZOZO CHAMPIONSHIP

ホームで生き残りをかけた戦い。小平智が8位T発進「1日1日必死」

JGTO選手たちにとっては、唯一日本開催のPGAツアーだが、小平智(こだいら・さとし)にとっては2018年の米1勝から6季連続の出場権確保がかかるシビアな1戦。



PGAツアーはこれまでの9月開幕から、1月開幕へシフト中で、本大会も、9月から始まったシード権争いの「フェデックス秋季」のひとつとしてカウントされる。

小平のポイントランキングは現在183位。
あと4戦で、来季の切符がある125位に入らなければいけない。


「予選落ちもできない。初日からいいスコアで回らなければ、と自分にプレッシャーをかけてしまう」と先週まで息もつけない綱渡りに挑んできたが、今週は予選カットがない試合。


「気持を落ち着かせるようにと心がけ、いいスタートが切れた」と、初日3打差の3アンダー8位タイ発進に、ほんの少し笑みがこぼれた。


後半6番パー5で「きょう一番いいショットが2バウンドくらいでカート道に跳ねちゃった」と不運なボギーに「めちゃくちゃイライラしました」と、動揺する場面もあったが、上がり連続バーディ。


5メートルを沈めた8番に続いて最後9番は、「ティショットもセカンドも完璧に打てた」と、5Wで打った227ヤードの2打目をみごと左2メートルにくっつけ、「4日間というより1日1日必死。今週は20位内に入りたい」。

5年連続5度目出場の“ホーム開催”で、生き残りに賭けている。


初日の好発進にもむしろ気を引き締めた。
「4日目に近づけば近づくほど、プレシャーがかかると思うんですけど、いかに自分でコントロールできるか」。

日本でプレーを見せるのは、9月のフジサンケイクラシック以来、今年は5度目。
懸命に戦う背中を、近くで大勢のファンが見守っている。

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