記事
最終日5アンダー67をマークした重永亜斗夢が3位に
「ホッとしています。とりあえず6日間プレーしたかった。予選を通過して良い位置だったけれども、いつもどおりにプレーしよう」と心がけた。昨年はじめてQTを受けたときは「調子が悪かった上に、初めての経験だったので」その独特な雰囲気にも呑まれ、予選落ちを喫した。
今年はその反省を活かし、サードQTから父親の雅己さんにキャディを頼み、万全を喫した。その結果「けんかもするけど、相性バッチシ」で見事にファイナルQTでも結果を出せた。
来年は念願のツアーに参戦できるわけだが、「体力がないので、まずは鍛え直します。試合になると緊張もあって、食が細り」やせてしまうという。今回も60キロあった体重がサードQTでは59キロに減り、今週は57キロまで減ったという。体重が減らない身にはうらやましい限りだが、彼はそんなことは言っていられない。
「もっと太って」体力をつけて、来年のツアーに挑むつもりだ。ジュニアで活躍をしていた印象があるが、彼ももう24歳。来年は結果も求められてくる。この世代の選手が活躍すると、ツアーもより活性化するだろう。大いに期待したい。