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フジサンケイクラシック 2011

39回フジサンケイクラシックは36ホールの短縮競技に

諸藤将次がその時点で2位と3打差をつける通算6アンダーで、優勝を確信して18番ホールを終えたころ、コースではまだ半数以上の選手がプレー中だった。

4日間とも台風12号の影響をもろに受けた今年のフジサンケイクラシックは、初日が中止。

ようやく第1ラウンドを開始した2日目もまた降雨によるコースコンディション不良のためサスペンデッドとなり、72ホールの消化が難しくなったばかりか、ツアー規定にある大会成立の36ホールの消化も危ぶまれるという状況の中で、3日目の16時50分からスタートした第2ラウンドは、変則形式で行うことになった。

普段の決勝ラウンドなら成績が良い選手ほど後ろの組になるが、今回は上位60人を追いかける形で、下位の選手がスタートしていくという方法をとった。
そのため、たとえ諸藤が最終日の7時から再開した第2ラウンドを回り終わって、その時点でもっとも良いスコアで上がっていても、全選手が終わるまでは順位が確定出来ないという状況になった。

この日のうちに無事、全選手が第2ラウンドを終了した結果、通算7オーバーは57位タイまでの69人が賞金を獲得したが、36ホールの短縮による競技成立は、ツアー規定により賞金ランキングの加算が50%となった。

なお主催者のご厚意により、賞金を獲得するに至らなかった70位以下の選手には一律10万円が支払われることになった。

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