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第183回 全英オープン初日 単独首位はミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)

トレードマークの葉巻はホールアウトまで我慢
今年度で17回目の全英オープン出場となるヒメネス(スペイン)がトータル6アンダー単独首位の好スタートをきった。ワールドカップのスペイン代表11回やライダーカップ出場などを筆頭に、数々のメジャートーナメントに出場してきたヒメネスだが、「こんなにいい位置からメジャー大会をスタートできたことは記憶にある限りない」と、今までにない好位置からのスタートに改めて気づき少々驚いた様子。

この日、全英オープン5度の優勝経験を持つトム・ワトソンから首位の座を奪い単独トップになったヒメネス。

「リンクスコースでのプレーはただティインググラウンドに立って打っていくだけのプレーではなく、ゲームプランがないとプレーが出来ないから好きだ。」と、17度目の全英オープンをすっかりエンジョイしている様子。
この日も9番ホールで少しの間プレーを待つ時間があったヒメネスは同伴競技者のイアン・ポールター(イギリス)とJBホームズ(アメリカ)と一緒に海を眺め、例年の全英にはない快晴と穏やかな海を見ておしゃべりを楽しんだそうだ。
  
2001年に、リザムで開かれた全英オープンでは3位タイでフィニィッシュしているヒメネス。トレードマークの葉巻はしばし封印して明日も試合を面白くしてほしい。

写真提供:田辺安啓
  • ヒメネスに首位の座は奪われたが、過去5度の全英オープン優勝経験を持つトム・ワトソン

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