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秋田テレビ・南秋田CC・JGTOチャレンジ I 2012
首位と1打差の河野祐輝、遠藤彰、K・T・ゴン、藤田大が逆転優勝を狙う
河野祐輝はショットが良かったと振り返る。
「前半、パーオンパーオンでショットが良かったです。後半は風が吹いてアイアンの距離感が合わなくなったけど、ゴルフの調子は先週予選落ちした時よりもだいぶ良くなっています。ミズノに繋げられるようなプレーを明日はしたい。バーディを重ねて、トップを目指したい。」と意気込みを見せている。
遠藤彰は、我慢のゴルフから一転、後半は安定したゴルフを繰り広げた。
「ラッキーもありましたけど、パーパットが良く入ってくれたのでこのスコアで回れました。」
最終日にスコアを崩すことが最近のパターンという遠藤だが、
「今日と同じようなゴルフをしたいし、耐えていきたいと思います。明日こそ最後にスコアを伸ばせるようなゴルフがしたいです。」
遠藤には負けられない理由も出来た。
「実は、山形でお世話になった方が亡くなったんです。もしかしたらその方が力をくれたのかもしれませんね。」
恩返しをする為にも負けられない。
K・T・ゴンは、ティショットとパターが良かったと振り返った。
「ティショットが良くて、長いパットが入ってくれました。グリーンが硬いのでチャンスはあまり来ないので、パットには助けられました。明日も今日みたいに攻める時は攻める、守る時は守るというゴルフが出来ればいいと思います。」
ゴンの優勝はティショットとパターが鍵を握る。
藤田大は33歳で2011年の4月1日にツアープレーヤー転向をした遅咲きのツアープレーヤー。
アマチュア時代には日本アマの優勝や日本オープンでローアマチュアに輝くなど実力は本物だ。
「前半は、全部グリーンに乗っていたにも関わらずパターが良くなかったんですけど、後半はパターが良く入ってくれたのでリズムに乗れました。我慢しながらやっていたので、ご褒美かもしれませんね。明日も今日と同じように、自分のゴルフをやって、どこかでご褒美が来ればいいと思います。」
4打差に64名がひしめく大混戦。誰が優勝してもおかしくない展開に注目だ。