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中日クラウンズ 2012

石川遼はジャンボ尾崎と同組に

ジャパンゴルフツアー第3戦は、AONがそろい踏み。開幕から3戦連続の登板のジャンボ尾崎に加えて、青木功と中嶋常幸もいよいよ今季初戦を迎えて、和合はますます華やかに盛り上がる。

石川遼は、初日と2日目をジャンボ尾崎と回る。
普段から、何かとアドバイスをくれる“師匠”との同組対決は、2008年以来4年ぶりとなる。
「緊張しますね」と、今から胸を押さえる石川。

「こないだもジャンボさんのドライバーを見させてもらったのですが、ものすごい球を打っていらして。明日はリキんじゃうかも」と不安げに、「その中でなるべく自分のゴルフをしたい」。

日頃の恩は、自らのプレーで返す。「いろいろと気にかけていただいてますけれど、試合になったら選手と選手。年齢も関係ない。良いプレーを見せたい」と、意気込む。

2010年は、最終日に世界記録の58をマークして、大会初制覇。
しかし、今振り返っても、「あのときは、もうちょっといけたのに、という後悔もある」と、石川は言う。
「あのときは、最終日だけだったので」と、あれほどの偉業をなしとげても、勝ち方には不満が残っているというだけに、「次は4日間とも良いプレーをして勝ちたい」。
大会2勝目は、またどんなドラマを見せられるか。



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