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THE SINGHA CORPORATION THAILAND OPEN 2015
オフもここで予行演習! 1アンダーをマークした小林伸太郎
今季はファイナルQTランク7位の資格で本格参戦はすでに決まっていたが、海外にも稼ぎ場を求めてこのオフは、昨季に続いて2年連続でアジアンツアーのQTも受験。
残念ながら、同二部ツアーへの出場権を取るにとどまったが、遠征費を無駄にはしなかった。所属契約先「焼き鳥まさや」の家田秀海社長のサポートもあって、「せっかくここまで来たのだから」と、今大会の新コースとして決まっていたここサイアムカントリークラブパタヤプランテーションコースを2ラウンド。
いざ本番の今週も、そのときにバッグを運んでくれたハウスキャディの通称「ママさん」と、仲良しタッグ。「僕と同じくらいと小学生のお子さんが2人いて。もう60歳近くなのに凄く元気で。彼女は英語も出来るので、僕はタイ語を教えてもらいながらコミュニケーションを取って」と、和気藹々と一時は4アンダーまで伸ばした。
2番で泥がついたボールがまさに明後日の方向まで飛んでいくなどの不運もあって、結局1アンダーまで落ちたが初日の活躍は、きっと日本で吉報を待つ恩人を喜ばせたはずだ。
大事なのは転んでも、そこからどう這い上がるか。今年は日本プロで、自己ベストの4位タイにつけて「今年の第一目標」という初シード入りの最初の足がかりを作っても、ほか出場4試合がすべて予選落ちという流れも、そろそろこの地で断ち切らなければ。