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ダンロップフェニックストーナメント 2013

16年ぶりの直接対決に2人のレジェンドは・・・

池田選手がかぶってしまっていますが、ジャンボとワトソンの抱擁シーンは感動ものでした・・・
フェニックスの18番ホールに静かな感動が流れた。レジェンドが、40回目の戦いを終えた。この2日間は2人のエスコート役に徹した同組の池田勇太が最後の舞台を作った。

まず、池田の手を握ろうとしたトム・ワトソンを静かに制して一歩、下がった池田はワトソンをその人のもとへ導いた。右手を差し出したジャンボ尾崎。

でもワトソンは、その手を握り返さず、そのかわりにジャンボの首に思いきりむしゃぶりついたのだった。

40回もの大会の長い歴史を共に盛り上げ、支えてきた2人の立役者の抱擁シーン。
96年には、ワトソンとの最終日最終組を制して前人未踏の3連覇を達成したジャンボ。
翌年97年は、ジャンボとの最終日最終組を制して、ワトソンが17年ぶり2度目の優勝を飾った。

40数年来のライバルは、16年ぶりとなる直接対決で気を張ったが互いに予選落ちを喫した。
ワトソンは、通算9オーバーで、3年ぶり20回目の宮崎を去った。
ジャンボは、通算17オーバーの83位に終わって「トムに見せられるようなゴルフじゃなかったね」と、66歳はちょっぴり寂しそうに話した。

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