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松山英樹は「自信がつきつつある」
その中でも「以外とびっくりするような球は打っていない」と冷静に、「でも飛距離ではかなわない。パットの精度も全然違う」と認めながらも「練習していけば、詰めていけるかな、とも思う」。けっして追いつけないほどの差ではない、と松山は言った。
スコットも、やはり同じ組で回った昨年のマスターズの3日目を振り返りながら、松山に関して「グレート」を連発。将来のメジャー制覇には「パットの向上が鍵」と指南しながらも、「去年より身体も大きくなっているし、強い球が出るようになっている。改良すべき点は特にない。彼はグレートスイング。グレートプレーヤーだ」と21歳の急激な変化を大絶賛した。
コース入りした13日の日曜日から数えて、毎日びっちり4ラウンド目。今年3月のアジア予選を突破してつかんだ初の全英切符も「コースの印象はだいぶつかめてきた」と、攻略法はすでに松山の頭に描かれてある。
「自信がつきつつある。明日からどうやって攻めていくかを考えて、そのとおりに打てるかどうか」。初日はさらに、ミケルソンとマキロイというビッグスターに挟まれて、日本が誇る怪物ルーキーが初のリンクスコースに挑む。