「緊張した」と、初日は4オーバーの79位と苦戦していた@松山さんも、この日は松山に負けじと最後18番で2オンするなど、随所で持ち味を発揮。
通算スコアでイーブンパーに戻して58位タイで、今年10月のバンテリン東海クラシック以来の予選を突破した。
松山が、2人とそれぞれ談笑するシーンもさらに増え、「楽しかったですし、きょう3人ともそこそこのプレーができたし、良いラウンドだったんじゃないかな、と思います」と、笑顔で頷いた。
4差で追うマクグリービーは今季、主戦場の米二部コーンフェリーツアーで3勝を挙げ、来季PGAツアーに再昇格する選手で、世界ランクは現在107位。
米ツアー1勝の小平智(こだいら・さとし)は「めちゃくちゃ飛ぶわけではないが、しっかりとマネジメントをして、非常にステディな選手」と、マクグリービーを表した。
また、予選2ラウンドでマクグリービーと同組になった金谷拓実(かなや・たくみ)は今年、アメリカで受けた全米オープンの最終予選でも回ったことがあるといい、「その時も思いましたけど、総合的に上手い。きょうもちゃんとフェアウェイに打って、きっちり距離感を合わせてくるから、バーディチャンスも多かった」と、感嘆していた。
PGAツアーでは未勝利だが、今週のプレーぶりも加味して強豪には違いない。
世界ランク7位の松山が、どこまで追い込むか。
「昨日出来たことが、今日出来なかった部分もたくさんある。しっかりと反省して出来ればなと思います」。
2014年に続く大会2勝目を目指して雨中の調整に向かった。