記事

初日のフォアサムマッチプレーは前半ハーフで一時、中断中・・・(初日前半)

先鋒の藤本&呉組は、前半ハーフで1アップと、幸先の良い出だし!!
6回目を迎えた欧州とアジアの対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」は今年は、ブルネイ・ダムサラーム国が舞台。
熱帯雨林に覆われたボルネオ島の北部に位置し、北は南シナ海。南はマレーシアに接する人口38万人の小さな王国の標語は、「常に神の導きに従いなさい」。
また国歌は「国王に、神のご加護を」。

敬虔なイスラム教徒の国は王を敬い、「永遠に平和なブルネイ」という国名どおりに、人々は慎ましく、従順に暮らしている。

毎週金曜日は正午から2時間の集団礼拝も、国王が決めた。

大会は、初日のフォアサム競技が、一時中断されたのもそのためだ。
人々がモスクで静かに祈りを捧げる時間 、選手たちもひとまず9ホールを終えて、めいめい休憩時間に入った。

ちなみに、前半ハーフが終わった時点の勝敗は、アジアと欧州ともに、2勝2分でオールスクエア。
呉阿順&藤本佳則の初出場ペアと、キラデク・アフィバーンラト&ジーブ・ミルカ・シンのタイ&インドペアが、それぞれ1アップ。
裵相文(ベサンムン)と石川遼、そして金庚泰(キムキョンテ)とY・E・ヤンの韓国ペアが、それぞれ1ダウンを喫して、ゲームは一時ブレイクしたが、「マッチプレーはこれから後半の9ホールこそが大事」とは、我らがキャプテン尾崎直道。

競技は現地時間の14時5分から再開された。

「初日は、とにかく2勝以上はしておきたい」とのキャプテン・ジョーの目算はいかに・・・?!
  • ブルネイの首都、バンダルスリブガワンは開催コースのエンパイアホテル&CCから車で20分ほど。町の象徴でもあるオールドモスクは純白の壁と金色に輝くドームが特徴だ

関連記事