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日本アマチャンピオン 小袋秀人がファイナルクォリファイングトーナメントに挑む
この試合には、今年は222名の選手が出場する。ツアーのシード権を失い、再チャレンジする選手やこれからツアーを目指す選手、海外から挑戦する選手など出場する選手の想いはさまざまだ。
今年はファーストクォリファイングトーナメントから4人の選手が勝ちあがってきた。伊藤誠道選手、富村真治、香妻陣一朗、時松隆光の4人だ。また、今年の日本アマチュアゴルフ選手権競技に優勝した小袋秀人はセカンドQTからファイナルQTまで上がってきた。
小袋はここまでは「途中危ないところはあったが、シナリオどおり」に進んできている。日本大学を中退し、QT受験の道を選んだ。実は1991年生まれで、石川遼、松山英樹選手とは同い年だ。2人の活躍は当然、自らの進路にも影響しただろう。昨年、藤本佳則や松山英樹選手が出場していた朝日杯争奪日本学生選手権で優勝し、自信をつけた。
ファイナルQTの始まる前の11月27日(火)に、プロ転向の書類手続きを終えた。「もうアマチュアの試合、残っていないよな」と確認しているくらいだから、まだプロとしての実感はない(ちなみに香妻、富村の2人もプロ転向した)。しかし、QTに向けてのゴルフは仕上がっている。「長丁場なので、一球一球集中していく。1日2アンダーずつ、2桁アンダーまでいければ」と、来年のツアー前半の出場優先権(第1回リランキングまで)を獲得できると踏んでいる。
もちろん、ここは通過点でしかない。来年のツアーでは「前半戦で自分の持ち味を活かせれば、上位にいけるかな」と青写真を描く。そのために今年のオフはしっかり練習とトレーニングを積んで開幕にのぞむつもりだ。21歳の若武者には大いに活躍して、ツアーを盛り上げてほしい。
まずは、ファイナルQTのスタートからすべてが始まる。