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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2013

宮里優作が攻めに転じて、首位と3打差【インタビュー動画】

前半は「中途半端な距離ばかりが残ってしまった」と、バーディチャンスが決めきれずに、くずついているうちに、とんでもないことが起きていた。薗田峻輔が11アンダーの61をマークして、やにわに首位に浮上していた。

「でもアウトコースはスコアボードがなくて」。状況を把握したのはやっと13番だった。
14番のティ方向にあるスコアボードで、ようやく確認出来ても「いったいどういうことかな?」。一瞬、飲み込めずに、でも持ち前の瞬発力で、即座にプレースタイルを変えた。「それからは、攻める方向で」と、そこから一気に4連続バーディを奪った。

特に、14番では近くの17番で、薗田がチップインバーディを奪うまさにその瞬間を、見てしまったらなおさら「2桁は行かないと」と、126ヤードの2打目は鮮やかに、ピンそば30センチだ。

通算12アンダーで、首位とは3打差の優勝争いにこぎつけた。「良いプレーをされたら追いつけないけど。自分は良いプレーをするだけです」。先月は、九州オープンで優勝を飾って、「ツアーでも早く」と、気持ちも前向き。「明日も変わらずやりたい。思ったところに打って、それを繰り返せばリズムも出てくる」。切れ味鋭いショットで、勝機を引き寄せる。

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