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ダンロップフェニックストーナメント 2013

スペインから戻ったばかり! 塚田好宣(つかだよしのぶ)が単独2位【インタビュー動画】

久しぶりの日本ツアーで、44歳が思いがけない好スタートを切った。朝の練習場で思いついたスイングチェンジが奏功した。
先週まで2週間ほど留守にしていたのは欧州ツアーの予選会(Qスクール)に挑戦していたから。スペインでの珍道中は、土産バナシが満載だが中には持ち帰りたくなかった話題も少々。

その最たるのが、ショットのチーピンだ。「日本に帰ってきても、曲がりまくって止まらない」。その対策として、きゅうきょ試合でも取り入れたのが「普段のドリル」。重心を低く構える打ち方は、調子が悪いときに練習場のみ限定で調整を図る練習法だが、「最後の最後にひらめいて。もう、これでいっか」と背に腹は替えられず、ドタバタと出ていった。

「それが良かったみたいで」と、1番のスタートから1メートル半のチャンスについて、2番でも左から6メートルのチャンスを沈めて、連続バーディで出ていった。
今年の開幕戦で、悲願のツアー初優勝もそれまではシード権すら出たり入ったりで、この秋のビッグイベントのひとつは、ベテランにも毎年敷居が高かった。

「シード選手でも、出られないのがこのダンロップフェニックスで」。ここ数年は毎年、シードのボーダー線上をさまよう塚田にとっては、2006年以来となる2度目の大会。
「本当に久しぶりで。コースもほとんど回ったことがなかったので。今日もほとんど覚えていなかった」と手探りの中で回ってきたから、なおさら単独2位発進には「上出来ですね」と、頬も緩む。



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